すむ・奈良・ほっかつ!:北葛城郡4町移住プロジェクト

更新日:2022年06月24日

公開日:2022年06月24日

北葛城郡4町の魅力を結集し、新たな地域ブランドを確立

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北葛城郡4町(上牧町・王寺町・広陵町・河合町)は昭和40年代から大阪都市圏のベッドタウンとして発展し、急激に人口が増加してきましたが、現在は少子高齢化や都市圏への若年層の転出傾向が見られ、人口減少や地域の賑わい低下が危惧されています。また、大規模宅地開発された住宅街では、住民の高齢化や子ども世代の都市部への転出などの影響で、空き家も増加傾向にあります。
 
これまで北葛城郡4町では各町独自の移住に関する取り組みをしてきましたが、発信力の弱さ、知名度の低さから大きな効果を得ることはできませんでした。 しかし、4町は概ね共通の生活、経済、文化圏を形成したエリアで、各町の発展の経緯や町の熟成化に伴う諸問題に対する住民意識において、似通っているという特徴があります。
 
そこで各町が抱える移住に関する課題の解決策として、4町の地域性や強みを結集し、商業施設、医療施設、教育文化施設、鉄道駅、高速道路のインターチェンジなどの都市機能が集約され、さらに県内有数の規模を誇る県立馬見丘陵公園に象徴された緑豊かで美しい環境を兼ね備えている、通勤、子育て余暇利用など住むための機能が整った”ほっかつ”として、大々的なPRの実施により、”ほっかつ”の魅力と存在を周知することで、各町それぞれの知名度の向上、「北葛城”郡”」という田舎のイメージの払拭、また広域的な受け入れによるスケールメリットや地域の課題解決の加速化が期待できることから、これまでに例を見ない広域地域ブランド”ほっかつ”として大阪都市圏からの移住促進をテーマとしたリージョンプロモーション事業を計画したもの、それが「すむ・奈良・ほっかつ!~移住プロジェクト~」です。