緊急事態宣言を受けての町長メッセージ

町民の皆様へ

 皆様には、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々な予防対策を講じていただいておりますことに心から感謝を申し上げます。
 政府は、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、全国に「緊急事態宣言」を発令しました。これを受け、本町はすでに設置しておりました「新型コロナウイルス対策会議」を、4月8日に「新型コロナウイルス感染症対策本部」に移行し、より警戒を強化した感染防止対策に取り組んでおります。
 現時点で、本町で感染者は報告されておりませんが、奈良県内においては多くの感染者が確認されております。これからの2週間の自粛が感染をまん延させないための大事な時期であり、町民の皆様の正しい理解と行動が欠かせません。
 私たちにできることは、まずは「うつらないよう自分を守る」ことです。そうすることで、人にうつさないことになり「人を守る」ことに繋がります。何度も申し上げておりますが、うつらない、うつさないために、「こまめな手洗いや、うがい、咳エチケットの徹底」、「不要不急の外出の自粛」、「人混みや感染の起きやすいような場所や、いわゆる3つの密といわれる「密閉」「密集」「密接」場面を避ける行動をとっていただき、さらには難しいこととは思いますが「人と人との接触をこれまでより極力8割減らしていただく努力」など、予防対策を今一度徹底していただきますようお願い申し上げます。
 そしてまもなく、大型連休に入ります。期間中における不要不急の移動につきましても自粛していただきますようお願いします。
 自らはもちろん、大切なご家族や、身近なかた、また繋がりあるかたたちの健康と生命を守るために、皆様お一人おひとりの万全な予防対策が極めて重要であります。どうか、皆様のご協力を重ねてお願申し上げます。
 この感染症が一日も早く終息することと、皆様にはくれぐれもご健康でお過ごしくださることを心から願っております。

令和2年4月21日
上牧町長 今中 富夫