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地域包括支援センター

更新日:2024年04月10日

公開日:2022年03月02日

地域包括支援センターは、高齢者のみなさんが住み慣れた地域で、いつまでも元気に暮らしていただけるように、保健師、主任介護支援専門員、社会福祉士などの専門職が連携しながら、介護や医療、健康などに関する相談や悩みに対応する機関です。地域包括支援センターは、保健福祉センター(2000年会館)の生き活き対策課にあります。

  • 電話番号 0745-79-2020
  • 相談時間 8時30分から17時15分(土・日・祝・年末年始を除く)
  • 相談方法 電話又はセンターまで来所ください。

介護予防教室

地域包括支援センターでは、高齢者のみなさんの健康状態に合わせて、介護が必要な状態にならないようにいろいろな介護予防教室を行っています。

1.地域体操教室(ときめきクラブ、ためトレほほ笑みクラブ)

上牧町生き活き対策課でリーダーになるための研修を受けた人が指導する体操教室です。ストレッチや筋トレ、お手玉、エアロビクスなどを組み合わせ、身体も頭もつかう内容で健康寿命の延伸を図ります。

2.ハッピーライフ教室

効果的なストレッチや筋トレの方法を学び、運動習慣をつけることを目的とした教室です。

3.脳の健康教室

簡単な読み書き、計算などの「楽習」や参加者同士のコミュニケーション、レクリエーション等を通して認知症予防を図る、半年間の教室です。

4.高齢者教室

高齢者のかたが楽しく出かけられる場所をつくるため、民謡・ちぎり絵・華道・民踊・輪踊り・フォークダンス・茶道・水墨画の8つの教室を開催しています(新型コロナウイルスの感染状況により中止することがあります)。

5. ほほ笑みくらぶ

専門のスタッフが身体機能の維持・向上を目指し、自宅でもできるようなゆるやかな運動を取り入れた集団のプログラムを実施します。脳トレを取り入れた運動もある介護予防を目的とした上牧町独自の教室です。

講座

住民のみなさんでの支え合いの仕組みを作っていくために、講座や教室、集いの場を開催するとともに、住民主体の集いの場への支援を行っています。

1.傾聴ボランティア養成講座

介護施設で暮らすかたや一人暮らしの高齢のかた等の話を傾聴し、精神的な安定を図る傾聴ボランティアを養成する講座を開催しています。講座終了後は、上牧町認定のボランティアとして、傾聴ボランティアグループに加わって活動をしていただきます。

2.生活支援サポーター養成講座

介護保険制度の生活支援サービスでは対応できないような身の回りの支援を行うための有償ボランティア、生活支援サポーターを養成する講座を開催しています。講座終了後は、上牧町認定のサポーターとして、生活支援サポーターグループに加わって活動をしていただきます。

3.認知症サポーター養成講座

認知症のことを知り、認知症の人が地域で暮らし続けるための声かけや見守りなどを行うかたを養成する認知症サポーター養成講座を開催しています。一定人数が集まる場で希望があれば、出前での講座を開催しています。

4.健康や介護に関する出前講座

ご要望に応じて、地域での集まりに出向いて、健康や介護、介護予防などの講義や、簡単なからだと頭の体操などを行います。

認知症に関する事業

認知症は、誰もがなる可能性がある脳疾患の症状で、年齢が高くなると発症する割合が高くなります。認知症になっても地域で暮らし続けられる地域社会をつくること、認知症の症状が進行するのを遅らせること、認知症で起こりうる問題となる行動が起こらず穏やかに暮らしていただくための事業をしています。

1.認知症相談

原則毎月第4火曜日、午後1時30分から3時30分まで、認知症の専門職による相談会をしています。相談時間はおおよそ1時間です。ご予約のかたを優先しています。物忘れをチェックする簡易機器もあり、ご家族やご自身の相談だけでなく、ケアマネジャーのかたからのご相談も大歓迎です。認知症相談日以外も随時相談を受け付けています。

2.物忘れ相談プログラムの活用

物忘れの状態をチェックすることで、適切な健康管理や必要な診断治療に結びつけるきっかけとなるようタッチパネル式の「物忘れ相談プログラム」を活用しています。簡単にチェックできるので、物忘れが気になるかたなどお気軽に地域包括支援センターへお問い合わせください。

3.おれんぢカフェ(認知症カフェ)

認知症のかたやご家族のほか、だれもが気軽に集える場として、おれんぢカフェを実施します。

※新型コロナウイルスの感染状況により現在開催を中止しています。
開催の有無については、広報でご確認ください。

4.認知症初期集中支援チーム

認知症が疑われるかたで受診していないか、受診してから期間がたっているかたを対象に、専門職で構成するチームで対応し、受診や必要なサービス等に繋げます。家族だけでなく、ご友人や近隣のかたからの相談にも応じます。

5.上牧町高齢者等見守りネットワーク事業

上牧町高齢者等見守りネットワーク事業とは

認知症のかたやその疑いのあるかたは、道に迷ったり自宅がどこにあるかわからなくなったりすることがあります。この事業は認知症のかたが安心して暮らすことができるように日常的な見守り体制を整え、万が一行方不明になったときになるべく早く自宅に戻れるよう、町、警察署、協力事業所や地域の皆様のご協力を得て地域で見守る仕組みです。

事前登録をお勧めします

認知症のかたのご家族に、自宅に戻れなくなる可能性のあるかたの氏名や写真などを事前登録することをお勧めしています。登録情報は万が一行方不明になった際に、円滑に協力事業所等へ情報提供できるよう役立てます。

事前登録対象者
  • 概ね65歳以上の認知症等により外出中に道に迷う可能性のあるかた
  • 若年性認知症により外出中に道に迷う可能性のあるかた
申請方法
  • 申請書を地域包括支援センターに提出してください。

(注意)申請者の印鑑(シャチハタ不可)、登録者本人の概ね1年以内に撮影された写真(全身・顔)をご持参ください。
(注意)登録内容に変更が生じた場合や、事業の利用を辞退する場合は変更(辞退)届を地域包括支援センターに提出してください。

QRコードシールの配布

登録者には無料でQRコードシール(上限30枚)と専用キーホルダー1個をお渡しします。QRコードシールには登録番号とQRコードが記載してあり、衣類や靴、カバンなどの見えやすい所にアイロンやドライヤーで簡単に貼り付けて使用します。行方不明時に発見者が携帯電話でQRコードを読み取ると上牧町役場と西和警察署の連絡先が表示され、速やかな身元確認や保護につなげることができます。
 (注意)登録者の個人情報は表示されません。

QRコードシールの配布用の見本写真

地域の皆様にお願いしたいこと

道に迷っているかたを見かけたらまずは正面から優しく「何かお困りですか?」「どちらまでお出かけですか?」と声をかけてください。そのかたがQRコードシールを身につけていたらQRコードを読み取り、表示される電話番号に連絡をお願いします。最寄りの警察署にQRコードシールが貼ってあることを伝えていただくだけでも結構です。

協力事業所を募集しています

事業に賛同・協力いただける企業・団体様には「協力事業所」として上牧町と協定を締結し、日頃の見守り活動や行方不明者が発生した際の日常業務の範囲内での捜索ご協力いただきます。
また、同意いただける場合は企業・団体名を上牧町ホームページ等で公表させていただきます。

登録方法

協定書を地域包括支援センターに2部提出してください。

登録内容に変更が生じた場合や、事業の利用を辞退する場合は変更(辞退)届を地域包括支援センターに提出してください。

高齢者虐待防止・成年後見制度利用支援

地域包括支援センターでは、安心して暮らしていけるように、高齢者のみなさんを守ります。

1.高齢者虐待の予防・早期発見・対応

高齢者虐待は、高齢者の尊厳を損なう重大な権利侵害ですが、誰にでも起こりうる身近な問題です。

介護をしているかた

誰にも相談できずに負担を抱え込むことで、知らず知らずのうちに虐待に発展してしまうことがあります。誰かに相談したり、介護サービスやおれんぢカフェ等の地域資源を活用したりすることで虐待を防止することができます。お気軽に地域包括支援センターにご相談ください。

地域のみなさま

お近くで虐待を受けている・虐待に繋がりそうなおそれがあると思われる高齢者を発見した場合は、地域包括支援センターにご連絡ください。高齢者虐待はささいな兆候を見逃さず、早期に発見することが大切です。「もしかしたら…」という場合でもお気軽にご連絡ください。なお、相談や通報をした人の情報は守られますのでご安心ください。

2.金銭管理や契約などに不安がある高齢者

認知症等により判断力の低下が見られる高齢者のかたは、本人に代わって契約や財産の管理を行うことのできる制度として、成年後見制度が利用できます。地域包括支援センターでは、制度に関しての相談支援や必要に応じて申立の支援を行います。詳しくは地域包括支援センターにお問い合せください。

地域自立生活支援事業

地域でできるだけ自立した生活を送れるように、支援しています。

1.緊急通報見守り支援事業

在宅で生活している65才以上の一人暮らし、高齢者世帯、日中独居の方を対象に病気や事故等の緊急時に迅速な対応を図るため、緊急通報装置を無料で貸与する事業です。(類似の機械を設置している場合は対象となりません。)月2回のお元気コールが入るほか、24時間相談できます。

2.配食見守り支援事業

65才以上の一人暮らしまたは高齢者世帯などの対象要件を満たすかたに対して、週3回を上限として昼食または夕食のお弁当を手渡しで配達し、見守りと栄養状態の改善を行う事業です。

家族等介護者支援のための事業

1.家族介護支援事業

要介護3以上かつ排尿・排便が一部介助以上で、自宅で介護をされている家族に対して、決められた範囲内においてオムツを支給します。

2.高齢者等徘徊感知機器利用助成事業

介護保険制度のサービスでGPS機能のついている徘徊感知機器を貸与されている場合は、屋外の通信料を、1,000円を限度として助成します。

救急医療情報キット

上牧町では、救急時に必要な情報を保管する“救急医療情報キット”を無料で配布しています。“救急医療情報キット”は、安全、安心を確保するため自分のかかっている医療機関や疾病名、緊急連絡先などを記入する用紙と表示シール、用紙を入れる筒状の入れ物です。キットは冷蔵庫に入れておきます。緊急の場合などにキットが入っていることがわかるように、出入り口の内側と冷蔵庫にシールを貼っておきます。

救急医療キットを利用することで持病や服薬等の医療情報を確認し、適切で迅速な対応をすることができます。
配布の対象者は、以下の人です。

  1. 65歳以上のひとり暮らし高齢者又は65歳以上の高齢者のみの世帯
  2. ひとり暮らし障害者又は障害者のみの世帯
  3. 日中独居者、在宅要介護者のほか生活上不安を抱える者
  4. その他町長が特に必要と認めた者

希望の方は、所定の申請書に必要事項を記入して、生き活き対策課(2000年会館内)にお申込ください。

この記事に関するお問い合わせ先

生き活き対策課
〒639-0214 奈良県北葛城郡上牧町大字上牧3245番地の1
電話番号:0745-79-2020
ファックス:0745-79-2021

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