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食品ロス

更新日:2025年06月11日

公開日:2025年06月10日

食品ロスとは

本来は食べることができたのに捨てられている食べ物のことを「食品ロス」といいます。日本では、食品ロスの量が年間523万トンと推計されており、日本の人口1人当たり毎日おにぎり1個を捨てている計算になります。

食品ロスは持続可能な開発目標(SDGs)のターゲットの1つであり、2030年までに世界全体の1人当たりの廃棄量を半分に減らすことを掲げています。

家庭での食品ロスについては、主な要因として食べ残し(およそ6割)、食材が傷んでいた、期限切れ、買いすぎなどが挙げられます。1人ひとりが「もったいない」を意識して行動することで、食品ロスの大きな削減につながります。

期限表示

賞味期限

おいしく食べられる期限」のことで、長期間保存ができる食品によく表示されています。

賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

消費期限

食べても安全な期限」のことで、品質の劣化が早い食品によく表示されています。

食品ロスを減らすためにできること

(例1)「てまえどり」を実践する

お店では手前にある商品ほど賞味期限や消費期限が近づいているものが多いので、すぐに食べる予定の食材は手前から取りましょう。

奥から商品を取ると、手前の商品は売れ残り、最終的には廃棄されてしまいます。

(例2)割引商品を購入する

消費期限の近い商品や弁当などは、店舗の閉店間際に割引になる場合が多くあります。

自分がすぐに食べると決めているのであれば、割引商品を購入することは食品ロスの削減になり、お金の節約にもなります。

また、規格外商品(従来品と形は異なるが、食べるには問題のない商品)は通常より安く売られていることがあります。この規格外商品を購入するだけでも、食品ロスの削減に貢献できます。

(例3)食材の保存方法を見直す

食品は誤った方法で保存すると、味や見た目などの劣化が早くなる場合があります。

食品は正しい方法で保存し、適切な状態で消費することが食品ロスの削減につながります。

肉や野菜が一度に食べきれない場合には、冷凍や乾燥などの下処理をし、小分け保存などをすることで食材を長持ちさせることができます。

(例4)食材を確認する

買い物を終えて家に帰った後、冷蔵庫に先ほど買ったものと同じ食材があることに気づき、食材を余らせてしまった経験はありませんか。

同じ食材の購入を防ぐためにも、自宅にある食材を事前に確認し、必要な分だけを購入するように心がけましょう。

食品ロス削減推進計画

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