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ごみの減量化と3Rの推進

更新日:2025年06月12日

公開日:2025年06月11日

混ぜればごみ、分ければ資源

SDGs(持続可能な開発目標)の目標「12:つくる責任、つかう責任」では、限りある地球の資源を守るため、持続可能な生産と消費のバランスを形成することを示しています。

また、その中で具体的な目標の1つとして「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」と明記されています。

これは、すべての人が例外なく取り組むべき目標であり、上牧町も例外ではありません。

ごみを出している私たち一人ひとりが、意識的にごみの減量化に努める必要があります。

ごみを減らすと良いことがいっぱい!

地球環境の保護

ごみの焼却時間が短縮できること等によりごみ処理に必要なエネルギーが節約でき、CO2削減ひいては地球温暖化防止につながります。

リサイクルが増え、資源を循環させることで、限りある天然資源の無駄遣いを減らすことができます。

コスト軽減

ごみ処理施設の寿命を延ばすことができるほか、処理費や運搬費などが減ります。

ごみの量が減ることで、広域処理施設(山辺・県北西部広域環境衛生組合)に支払う負担額も減ります。

最終処分場の延命

リサイクルのできないごみは、安全な状態にしてから最終的に埋立処分されますが、今ある最終処分場が満杯になる時期を少しでも遅らせることができます。

3Rを実践しましょう!

3R(スリーアール)とは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取ったものであり、環境にやさしく資源を大切にする暮らしの合言葉です。

3Rは順番も大切で、環境への負荷が少ない順に優先度が高く設定されています。3つの中で最も重要なのは、できるだけごみを排出しないリデュースです。次に、使ったものを再利用するリユース。最後に、資源を再利用するリサイクルの順に推進されています。

Reduce(リデュース:排出抑制)

「物を大切に使い、ごみを減らすこと

リデュースの例
  • 必要ない物は買わない
  • 長く大切に使えるものを選ぶ
  • 買い物にはマイバッグを持参する
  • 水筒やタンブラーなどのマイボトルを持参する
  • 使い捨てのプラスチックスプーン、フォーク、ストローなどはもらわない
  • 食べ残しをしない

Reuse(リユース:再利用)

「使える物は、繰り返し使うこと

リユースの例
  • 詰め替え用の製品を選ぶ
  • いらなくなった衣類や家具などを譲り合う
  • 古着屋やリサイクルショップ、フリマアプリなどを利用する

Recycle(リサイクル:再生利用)

「ごみを資源として再び利用すること

リサイクルの例
  • 地域の分別ルールに従い、ごみを正しく分別してから捨てる
  • ペットボトル、カン、ビン、古紙などの資源ごみとして回収できるものは積極的に協力する
  • ごみを再生して作られた(リサイクルされた)商品を選ぶ

ごみ減量のために上牧町が行っている取組

生ごみのリサイクル「EMボカシ菌」の配付

燃えるごみは、町で収集するごみの大半を占めており、燃えるごみの約3割が生ごみと言われています。

生ごみ処理容器とEMボカシ菌(生ごみと混ぜることで、生ごみを肥料に変える(堆肥化する)もの)を使うと、家庭で簡単に生ごみを減らすことができます。

町では生ごみの減量に協力していただくため、処理容器とEMボカシ菌を無償で配付しています。

配付物

初回:生ごみ処理容器(2個まで)、EMボカシ菌1袋

2回目以降:EMボカシ菌(1袋/1ヶ月)

※1世帯につき、上記の配付となります。

※必ず希望される方もしくは希望される方と同一世帯の方がお越しください。

配付場所

建設環境課(役場本庁舎1階)、片岡台出張所

その他の取組

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この記事に関するお問い合わせ先

建設環境課
〒639-0293 奈良県北葛城郡上牧町大字上牧3350番地
電話番号:0745-76-2504
ファックス:0745-77-6671

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